国際パラリンピック委 露選手の出場認めず
ロシアのドーピング問題を巡り、国際パラリンピック委員会は7日、リオ・パラリンピックへのロシア選手団の出場を認めないと発表した。
国際パラリンピック委員会は、「国家ぐるみで選手に不正行為をさせた」などとして、ロシア・パラリンピック委員会を資格停止処分にした。その上で、ロシア選手団267人のリオ・パラリンピック出場を認めないと発表した。各競技の国際連盟に判断を委ね、ロシア選手の約7割が出場するオリンピックに比べ、ドーピングを許さない姿勢をより鮮明にした形。
一方、ロシアのムトコ・スポーツ相は「決定には根拠がない」「スポーツ仲裁裁判所に訴える」と反発している。