香港デモ 学生団体元代表ら3人に有罪判決
2014年、香港で行われた民主的な選挙を求める大規模なデモをめぐり、デモ隊の中心となった学生団体の元代表ら3人に有罪判決が下された。
香港では、2014年9月末から約2か月半にわたり、学生らが中心となって、民主的な選挙の実施を求める大規模なデモが行われた。デモ隊をめぐっては、その後、主導者で学生団体の元代表である周永康被告ら3人が「違法な集会に参加した罪」などで起訴されていた。
地元メディアによると、裁判所は15日、周被告に禁錮3週間・執行猶予1年の有罪判決を、残りの2人もそれぞれ、80時間から120時間の社会労働を行う有罪判決を言い渡した。
3人のうちのひとりは、来月4日に投開票が行われる議会の選挙に立候補しているが、今回の判決が立候補に影響することはないという。