ロシア パラリンピック出場求めて提訴
国家ぐるみのドーピングを理由に、リオデジャネイロパラリンピックへの出場を禁止されたロシアが15日、出場を求めてCAS(=スポーツ仲裁裁判所)に提訴した。
国際パラリンピック委員会は今月7日、国家的なドーピングを理由に、来月行われるパラリンピックへのロシアの全ての選手の出場を認めないと発表した。
ロシアパラリンピック委員会は15日、この処分を不服として、出場を求め、CAS(=スポーツ仲裁裁判所)に提訴した。21日にリオデジャネイロで聴聞会が開かれ、翌日には判断が示されるという。
ロシアのパラリンピック選手をめぐっては、WADA(=世界反ドーピング機構)が先月、公表した報告書で2012年からの去年までに35件の陽性反応が隠ぺいされていたと指摘されている。