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北京五輪で銀 露選手、予備検体も陽性反応

2016年6月15日 1:38

 北京オリンピックのドーピング再検査で、ロシアの選手14人が陽性反応を示した問題で、銀メダルを獲得した女子陸上選手が予備の検体を使った検査でも陽性反応を示したことがわかった。

 陽性反応を示したのは、北京オリンピック、女子1600メートルリレーで銀メダルを獲得したフィロワ選手。IOC(=国際オリンピック委員会)は、北京オリンピックのドーピング検査で採取した検体を最新の技術で再検査していて、ドーピングが判明した選手に対してはリオオリンピックへの出場を認めない見通し。

 最初の検査では、ロシアの選手14人が陽性反応を示していたが、ロシアメディアは14日、フィロワ選手が報道陣に対し、その後の予備の検体を使った確認の検査でも、陽性反応を示したことを明らかにしたと伝えた。

 一方、フィロワ選手は、「ケガのためリオオリンピックへの準備をしていない」と話しているという。