トルコで爆弾テロ相次ぐ 6人死亡
トルコの東部などで爆弾テロが相次ぎ、計6人が死亡、多数の負傷者が出ている。いずれも政府と対立するクルド人の武装組織による犯行とみられている。
地元メディアによると、トルコ東部エラズーの警察署で18日、自動車を使った爆弾テロがあり、警察官3人が死亡、約100人がケガをした。
また南東部の都市ワンの警察署近くでも、17日深夜、自動車爆弾が爆発し、警察官ら3人が死亡、70人以上がケガをした。
これまでに犯行声明は出ていないが、ワンの県知事は、クルド人の反政府武装組織「PKK(=クルド労働者党)」による犯行との見方を示している。
トルコでは、東部や南東部を中心に、「PKK」やその関連組織が警察などを標的にしたテロを繰り返している。