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パラリンピック ロシア出場禁止を「支持」

2016年8月24日 6:56
パラリンピック ロシア出場禁止を「支持」

 国家ぐるみのドーピングを巡り、来月に始まるリオ・パラリンピックへの出場を禁止されたロシアが、CAS(=スポーツ仲裁裁判所)に提訴していた問題で、CASはロシア選手団の出場禁止を支持する判断を下した。

 ロシアのパラリンピック選手を巡っては、専門機関が先月、去年までの4年間に35件の陽性反応が隠ぺいされていたと報告している。これを受けてIPC(=国際パラリンピック委員会)は今月、リオでの大会にロシアの全ての選手の出場を認めないと発表。ロシア側はこれを不服としてCASに提訴していたが、訴えは退けられた。これでロシア選手団は原則、リオ・パラリンピックには参加できないことが決まった。

 IPCはロシアの出場選手枠267人分を他の国に割り振る作業を始めると発表している。

 一方、ロシアのメドベージェフ首相が、CASの判断について「ロシアのスポーツに対する攻撃が続いている」と反発している。