アメリカの政策研究機関CSISは7日、北朝鮮北部のフェジュンリにあるミサイル基地の衛星写真を公開しました。ICBM（＝大陸間弾道ミサイル）が格納される可能性の高い基地だとしています。

先月、北朝鮮北部の中国国境に近いフェジュンリにあるミサイル基地をとらえた衛星写真について、複数の建物や地下施設、ミサイルの点検施設などが確認できるとしています。

基地の建設はおよそ20年前から始まったということで、CSISは情報筋の話として、ICBM（＝大陸間弾道ミサイル）が格納される可能性が高く、すぐに実戦配備できない場合は、中距離弾道ミサイルが配備される可能性があるとしています。

分析に関わったアメリカの元政府高官ビクター・チャ氏は7日、北朝鮮が相次ぐミサイル発射に加え、「場合によっては核実験も行うだろう」との見方を示しています。