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“北ミサイル”防衛省、PAC3を新たに展開へ

2022年2月3日 15:35
“北ミサイル”防衛省、PAC3を新たに展開へ

北朝鮮が先月30日に中距離弾道ミサイルを発射したことなどを受け、防衛省がPAC3(=地上発射型迎撃ミサイル)を新たに展開することを決めたことが分かりました。

北朝鮮が先月、発射した中距離弾道ミサイル「火星12」は、2017年に発射された際には2度にわたって津軽海峡を抜け、北海道襟裳岬上空を通過しました。

PAC3はすでに東京・新宿区の防衛省に展開されていますが、複数の関係者によりますと、防衛省は追加のミサイル発射に備えるため、PAC3を新たに展開することを決定したということです。

2016年以降、「破壊措置命令」が発令されており、ミサイルやその破片が日本に落下してきた際には、PAC3などで迎撃する構えを整えます。

防衛省幹部は「今までとはフェーズが変わりつつある」と述べるなど、警戒感を強めています。