シンガポールで41人の「ジカ熱」感染確認
シンガポール保健省は28日、国内で「ジカ熱」の感染者が41人確認されたと発表した。感染者はいずれもシンガポール国内で感染したとみられている。
シンガポール保健省の発表によると、「ジカ熱」に感染した41人には外国人の建設作業員が多く含まれ、7人が今も病院で治療中だという。
感染者はいずれも蚊が媒介する「ジカウイルス」の流行地域への最近の渡航歴はなく、中心部から数キロ離れた地区で感染したとみられている。感染源はわかっていない。
ジカウイルスが胎児に小頭症を引き起こす危険性があることから、保健省は妊婦に対し蚊に刺されないよう注意を呼びかけている。