露パラ選手ら、個人資格でのリオ出場求める
国家ぐるみのドーピングを巡って、ロシアのリオデジャネイロパラリンピック出場が禁止された問題で、100人以上の選手が個人資格での出場を求めていることがわかった。
ロシアは、IPC(=国際パラリンピック委員会)により選手全員の出場を禁止され、その後、処分の取り消しを求めてCAS(=スポーツ仲裁裁判所)に提訴したが退けられている。
ロシアのタス通信によると、こうした事態を受けて、100人以上の選手が国際パラリンピック委員会に対し、ロシア代表ではなく個人資格での出場を求めているという。
一方、ロシアパラリンピック委員会は、今回の出場停止処分が2年後の平昌冬季大会にも適用される可能性があるとした上で、ドーピングを巡るロシアへの批判に対する「速やかな対応が必要」との認識を示している。