ジカ熱の感染者150人超に シンガポール
シンガポールで「ジカ熱」への感染者が150人を超え、感染の拡大が懸念されている。
シンガポール保健省によると、先月27日、国内ではじめて「ジカ熱」への感染が確認された後、1日までの5日間で感染者は151人に上った。
ジカウイルスが妊婦に感染すると、胎児に小頭症を引き起こす危険性があるとされているが、確認された感染者の中には妊婦2人が含まれているという。
一方、隣国マレーシアで1日、シンガポールから帰国した女性が感染していたことが明らかになった。こうした事態を受けインドネシアでは、シンガポールから入国する人を対象に検査を行うなど、アジア地域への感染の広がりに警戒が強まっている。