わずか3m…露戦闘機が米軍機に異常接近
ロシアの戦闘機が7日、黒海の上空でアメリカの哨戒機に衝突寸前まで異常接近した。両者の距離は3メートルしかなかったという。
ロイター通信はアメリカの国防当局者の話として、ロシアのスホイ27戦闘機が7日、黒海の上空で約19分間、アメリカ海軍のP8対潜哨戒機に異常接近し、飛行を妨害したと伝えた。ロシア機は4月にもバルト海でアメリカの駆逐艦に異常接近していて、アメリカは非難を強めている。
今回2つの機体の距離は近いときでわずか3メートルほどだった。ロシア国防省は米軍機が識別信号を出さずに国境に近づいたため、戦闘機を出動させたと説明したという。