クリントン氏は「健康」 主治医がお墨付き
肺炎による体調不良のため一時休養しているアメリカ・民主党の大統領候補クリントン氏について、担当医師が14日、「健康であり大統領職にふさわしい」との見解を示した。
担当医師が14日に発表した書面では、CTスキャンなどによる検査の結果、クリントン氏の肺炎は「軽度であり、伝染性ではない」とした上で、「抗生物質を服用し、休養をとったことで順調に回復している」と説明している。また、血圧や心拍数などに異常はなく、「健康で大統領にふさわしい」と結論づけた。
クリントン氏は15日から選挙活動を再開することにしていて、今回の発表と合わせ、健康不安説を払拭(ふっしょく)したい狙い。
対する共和党のトランプ候補は、自らの健康に関する記録を15日に公表するとしている。