ロシアで下院選挙 与党の過半数維持が焦点
ロシアで18日、下院選挙の投票が行われている。事実上のプーチン大統領に対する信任投票となっているが、与党が過半数を維持できるかが焦点。
ロシアの下院選挙は、450の議席を比例代表と小選挙区で争う。主な争点は、原油安やウクライナ問題での制裁の影響で低迷が続く経済への対策だが、事実上のプーチン大統領への信任投票となっている。
最新の世論調査で、与党「統一ロシア」の支持率は31%にまで落ち込んだものの、2位の共産党を21ポイント引き離している。
与党の優勢は揺るがないが、過半数を維持できるかどうかが焦点。また、今回は、2014年のクリミア編入後、初めての下院選挙となり、現地でも投票が行われているが、編入を認めないウクライナはこれに反発している。
投票は即日開票され、早ければ日本時間の19日午前中には大勢が判明する。