NY爆発 州知事「明らかにテロ行為だ」
17日夜、アメリカ・ニューヨークの中心部で爆発があり、29人がケガをした。ニューヨーク州知事は「明らかにテロ行為だ」と述べた。
爆発の瞬間とみられる防犯カメラの映像には、大きな衝撃が起きた後、人々が走って逃げる様子が映っている。
17日午後8時半ごろ、マンハッタン・チェルシー地区の大通り沿いにあったゴミ箱で爆発があり、29人がケガをした。
現場近くにいた日本人女性「ものすごく大きなズドーンという響くような音がして、火薬のようなにおいがただよってきた。事件があった通りを爆発の3分前くらいまで歩いていたことになるので、少しずれていたらと思うと、すごく恐怖を感じる」
NBCテレビは、男がゴミ箱に何かを取り付け立ち去った後に爆発する様子が防犯カメラに映っていたと伝えている。
警察は、爆発は「意図的なもの」と断定。ニューヨーク州知事は「国際テロ(組織)と結びついたものではないが、明らかにテロ行為だ」と述べた。
また、現場付近の道路沿いでは、圧力鍋に携帯電話がくくりつけられた不審物が見つかった。
隣接するニュージャージー州でも同じ日、マラソン大会の沿道のゴミ箱で、パイプ爆弾が爆発する事件があり、捜査当局が関連を調べている。