テロリスト拠点で爆発、公安当局幹部ら死傷
中国・新疆ウイグル自治区南部で今月10日に公安当局がテロリストの拠点を捜査した際に爆発があり、公安当局の幹部らが死傷していたことがわかった。
香港メディアなどによると今月10日、カシュガル地区のカルギリク県でテロリストの爆発物製造拠点に公安当局が突入した際、中にいたテロリストが爆発物を爆発させ、地元公安当局の局長ら数人が死亡したという。詳しい死傷者の数などは明らかになっておらず、これまでのところ中国当局は事件について公表していない。また、この事件を受けて県のトップが解任されたという。
カシュガル地区では、2014年、地元政府庁舎や警察署などの襲撃で、地元幹部らが死亡する事件が起きているほか、これまでに爆発事件などもたびたび起きている。