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韓国ロッテ“裏金疑惑” 会長を取り調べ

2016年9月20日 15:05
韓国ロッテ“裏金疑惑” 会長を取り調べ

 韓国のロッテグループが巨額の裏金づくりを行っていたとの疑惑をめぐり、韓国の検察は20日、日本を含めたロッテ全体の経営権を握るグループ会長に出頭を求め、取り調べを行っている。

 韓国ロッテグループの重光昭夫会長は20日午前、ソウル中央地検に出頭した。韓国メディアによると、昭夫氏には海外企業の買収で生じた損失を別の系列会社に肩代わりさせた疑いなどが持たれていて、容疑の総額は日本円で180億円にのぼると報じられている。

 ロッテグループの裏金疑惑をめぐっては、すでに、昭夫氏の父親で創業者の武雄氏らが脱税などの疑いで取り調べを受けていて、検察関係者は、創業者一族の身柄を拘束するかや、起訴に踏みきるかについて、近く判断するとしている。