バグダッドでテロ「イスラム国」が犯行声明
イラクの首都バグダッドで15日、自爆テロがあり、34人が死亡した。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
ロイター通信によるとバグダッド北部のイスラム教シーア派住民が多い地域で15日、自爆テロがあった。現場ではシーア派の宗教行事に参加するため、多くの人が集まっていたということで、イラク内務省によると34人が死亡し、35人がケガをした。事件後、シーア派を敵視する「イスラム国」が犯行声明を出した。
イラク政府は今年6月、中部の要衝ファルージャを「イスラム国」から奪還。現在は北部の第2の都市モスルの奪還に向けて準備を進めているが、「イスラム国」は自爆テロなどで対抗している。