南スーダン 武力衝突で60人死亡
日本の自衛隊がPKO(=国連平和維持活動)を行うアフリカの南スーダンで、先週末に60人が死亡する武力衝突が発生していたことが16日、明らかになった。
ロイター通信などによると、南スーダンの政府軍は14日、北部のマラカル近郊で反政府勢力の襲撃を受けたという。政府軍はこれに応戦し、反政府勢力の戦闘員56人が死亡、政府軍兵士も4人が死亡する被害がでたとしている。
政府軍の報道官は16日、「この地域は反政府勢力に掌握されてはいない」と主張しているが、反政府勢力側はこれに先だってマラカル近郊の複数の街を制圧したと主張していた。
マラカルは自衛隊がPKO活動を行う首都ジュバからはおよそ500キロ離れている。