フィリピン大統領“強硬姿勢とらない”
中国を訪問しているフィリピンのドゥテルテ大統領は20日、習近平国家主席らと会談する。18日夜は、南シナ海問題について強硬姿勢をとらない考えを示した。
ドゥテルテ大統領「(南シナ海問題は)予定の議題ではない。話が持ち上がるかもしれないがソフトランディングになるだろう」
18日夜、北京に到着したドゥテルテ大統領は、南シナ海問題についてこう述べた上で「無理は言わない」として対立する中国側に配慮を示した。
ドゥテルテ大統領は今回の中国訪問に出発する直前には「我々の主張を押し通す」などと述べ、南シナ海問題を議題にする考えを示していた。
ドゥテルテ大統領は20日、習近平国家主席や李克強首相と会談する予定で、焦点の南シナ海問題でどこまで踏み込んだ発言をするのかが注目される。