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シリア問題 露・独・仏3か国の首脳が会談

2016年10月20日 16:00

 内戦が続くシリアについて19日、ロシア、ドイツ、フランスの3か国の首脳が会談した。ドイツのメルケル首相は、アサド政権を支援するロシアに対し制裁を検討する可能性を示唆した。

 3者による首脳会談は19日、ドイツのベルリンで開かれた。シリアでは、アサド政権を支援するロシアが北部のアレッポで空爆を行うなど、多くの市民が犠牲となっている。

 フランスのオランド大統領は市民生活にとって耐え難い状況だとして、ロシアを強く非難した。またメルケル首相は、ロシアに対する制裁も選択肢として排除すべきではないとして、EU(=ヨーロッパ連合)として制裁を検討する可能性を示唆した。

 一方、ロシアのプーチン大統領は現在の一時的な空爆の停止を延長することを提案したが、3者の間では具体的な進展はなく、立場の違いが浮き彫りとなった。

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