日本時間８日夜、いよいよ投票が始まるアメリカ大統領選挙。優勢のクリントン候補をトランプ候補が追い上げる。トランプ陣営の最新情報を吹上直裕記者が伝える。

　７日だけで５つの州を飛び回るトランプ氏。激戦州の一つフロリダ州で、自分が当選すれば全てが変わると訴えた。

　トランプ氏「投票まであと１日となった。この国の不公平な仕組みを変え、正義をもたらす最高のチャンスだ。この機会を逃さないでほしい」

　トランプ氏は、この日もメール問題を持ち出し、「クリントン氏は不正にまみれている」と批判を繰り返した。

　ノースカロライナ州も激戦州の一つ。大統領候補に正式に決まってからクリントン氏が８回、トランプ氏は１１回も足を運んでいる。また、ノースカロライナ州の最新の支持率（平均値）では、トランプ氏が４６．８％、クリントン氏が４５．４％（１０／２６～１１／６　リアルクリアポリティクスより）で、トランプ氏のリードはわずか１．４ポイントにすぎない。メール問題で訴追されないという結論を受け、クリントン陣営が巻き返しを図る中、ノースカロライナでのリードを守り大逆転を狙えるのか。トランプ氏の追い込みは深夜まで続く。