パリ同時テロ1年 市民らが犠牲者をしのぶ
フランス・パリで130人が死亡した同時多発テロから、13日で丸1年となった。現場となったカフェやコンサートホールでは、市民らが犠牲者をしのんだ。
90人が死亡したコンサートホール・バタクラン劇場には、13日、フランスのオランド大統領が訪れ、犠牲者の名前を刻んだ石碑の除幕式を行った。同様の式典は、現場となったカフェや競技場でも行われた。
犠牲者の遺族「事件から今日まで1年、悲しみ、考え、理由を探し求めました。生きるのがつらい時もありましたが、何とか乗り切りました」
同時多発テロは、過激派組織「イスラム国」によって起こされたもので、130人が死亡した。以降、フランスには非常事態宣言が発令され、警戒態勢が続いている。