トランプ氏を「ペテン師」と…政権入りは?
アメリカのトランプ次期大統領は19日、国務長官候補として名前があがっているロムニー氏と会談した。ロムニー氏は共和党主流派で選挙期間中はトランプ氏を厳しく批判していた。
トランプ氏は週末、自身が所有するゴルフ場に滞在し、閣僚人事の構想を練っている。ロムニー氏は共和党の主流派で、2012年の大統領選挙候補。これまで、トランプ氏を「ペテン師」と呼び厳しく批判してきたが、現地メディアは国務長官への起用が検討されていると伝えている。トランプ氏としては、党の主流派を取り込む狙いがあるものとみられる。
ロムニー氏は「徹底した議論ができた」としながらも、自身の政権入りには触れなかった。
ロムニー氏「次の政権が楽しみだ」
トランプ氏「(Q.会談は?)うまくいった」
トランプ氏は週末に20人近くの政財界の関係者と会う予定。また、かねてから国務長官候補として名前があがっている元ニューヨーク市長のジュリアーニ氏とも20日に会談する予定。