日米韓外務次官級協議 対北で連携強化確認
アメリカ・ワシントンで、日本、アメリカ、韓国の外務次官級協議が行われ、核やミサイル開発を加速させている北朝鮮の対応で連携を強めていくことを確認した。
外務省・杉山事務次官「(北朝鮮は)新たな、より大きな脅威の段階に、今までとは違うレベルに達した」
米国務省・ブリンケン副長官「北朝鮮の活動はかつてないほど活発で(核・ミサイル能力は)向上している」
協議で日米韓の3か国は、金正恩委員長が大陸間弾道ミサイルの「発射実験の準備が仕上げの段階」となったと主張したことなどについて、「新たな脅威の段階に入った」との認識で一致した。その上で日米韓が「挑発行動に断固として対応する」ことを確認した。
トランプ次期政権の発足を間近に控え、北朝鮮に対し、3か国の結束に変化がないことを示す狙いがある。