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「駐留米軍の負担増求めない」国防長官訪日

2017年1月27日 15:09

 アメリカの国防総省は26日、マティス国防長官が来月、日本と韓国を訪問する際、両国に対して駐留米軍のさらなる経費負担を求めないとの見通しを示した。

 マティス国防長官は来月1日から4日まで、初の外遊として日本と韓国を訪問する。トランプ大統領は選挙戦の間、両国に対して駐留米軍の経費負担を増やすよう求めていたが、国防総省のデービス報道部長は26日、今回の訪問について「関係構築が目的で、要求をまとめたリストを突きつけるものではない」として、訪問の際に負担を増やすよう求めないとの見通しを示した。

 また、別の国防総省の高官は、初の外遊先に両国が選ばれたことについて、「非常に象徴的で、マティス長官は戦略的に重要な地域だと考えている」と強調した。