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トランプ大統領vsシュワちゃん 皮肉応酬

2017年2月3日 6:02

 アメリカのトランプ大統領は2日、物議をかもしている7か国からの入国停止について改めて正当化した。また、自らが司会をつとめた番組の後任・俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんについても、「トランプ節」で皮肉った。

 宗教指導者の集まる会合で挨拶したトランプ大統領は、過激派組織「イスラム国」がキリスト教徒やユダヤ教徒などにとって脅威になっていると強調し、イラクなどからの入国を停止した大統領令を改めて正当化した。

 トランプ大統領「アメリカの入国管理制度は世界一寛容だ。しかし、その寛容さを悪用しようとする者がいる。防衛手段が必要だ」

 さらにトランプ大統領は、自らが司会をつとめていた番組を引き継いだ俳優で前カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーさんについて言及した。

 トランプ大統領「シュワルツェネッガー氏が私の後任になったが、視聴率は下がった。視聴率が上がるよう祈ってあげましょう」

 これに対しトランプ大統領に批判的なシュワルツェネッガーさんも、すぐさまツイッター上で応酬した。

 シュワルツェネッガー氏「いいアイデアがある。仕事を交換しよう。私が大統領になる。そうすれば人々はまた快適に寝ることができるだろう?」

 一方、ティラーソン国務長官が国務省に初めて登庁した。大手石油会社の前CEOという民間出身のティラーソン長官は、職員に対し、効率や生産性を重視して仕事を行うようゲキを飛ばした。