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トランプ政権“連邦地裁の命令に不服”控訴

2017年2月5日 12:57

 アメリカのトランプ政権は4日、中東など7か国からの入国停止などの大統領令を差し止めるとしたワシントン州の連邦地裁の命令を不服として控訴した。

 ワシントン州の連邦地裁は、7か国からの入国停止などの大統領令を一時的に差し止める命令を出した。命令を受けて国務省は、一時的にビザを停止した措置を撤回し、有効なビザを持っていれば、アメリカに入国できるとの判断を示していた。

 これに対し、トランプ政権側は4日、この命令は不服だとして連邦控訴裁判所に控訴した。今後、控訴裁が判断を下すことになる。

 一方、フロリダ州で休暇中のトランプ大統領は、報道陣の問いかけに「我々は国の安全のために勝つ」とコメントしたという。

 また、これに先立ちトランプ大統領はツイッターを頻繁に更新し、「判事は潜在的なテロリストやアメリカにとって利益にならないような人にも私たちの国を開いた。悪者にとっては非常に幸せなことだ」などと反発している。