現地メディア「遺体は金正男氏と確認」
マレーシアの国営メディアは、13日に空港で襲われ、死亡した男性について、北朝鮮の金正恩委員長の異母兄弟にあたる金正男氏(45)であると確認されたと報じた。
マレーシアの国営通信が警察の話として伝えたところによると、13日にクアラルンプール国際空港で襲われ、死亡した男性について金正男氏であると確認されたという。
また事件当時、女が正男氏の背後から近づき、液体を染みこませた布で正男氏の顔を覆い、さらに正面からスプレーをかけたと伝えている。正男氏は目に痛みを訴え、空港の職員に助けを求めたが、病院に搬送される途中で死亡が確認されたという。
一方、韓国メディアは北朝鮮のスパイとみられる2人の女に毒針で刺されて殺害されたと伝えていて、情報は錯そうしている。
正男氏の遺体が安置されているクアラルンプールの病院では、15日、司法解剖が行われることになっているが、韓国・聯合ニュースはマレーシアの北朝鮮大使館が正男氏の遺体の引き渡しを要請していると伝えている。