THAAD配備に中国反発 抗議活動も
韓国国防省は7日、北朝鮮の脅威に対応するため、韓国に配備されるアメリカの迎撃ミサイルシステム「THAAD」の装備が到着し、配備にむけた作業を始めたことを明らかにした。これを受け、中国は反発を強めている。
中国外務省の報道官は、全ての責任はアメリカと韓国にあると強調、改めて配備をやめるよう求めた。
こうした中、中国・上海では、韓国の大型スーパー「ロッテマート」への抗議活動が起きた。THAADが配備される土地を提供したロッテグループに不満を募らせた動きとみられる。
7日昼ごろ、中国の国旗を持った男性が「ロッテで買い物をしないで」と呼びかけたという。男性の行動によって一時、50人ほど抗議活動に集まったが、中国当局が止めたためすぐに収まったという。