シーア派の宗教施設で銃撃 15人死亡 イラン
中東・イランの南部で、26日、イスラム教シーア派の宗教施設で銃撃があり、15人が死亡しました。
イラン国営通信などによりますと、イラン南部のシラーズにあるイスラム教シーア派の宗教施設で銃撃があり、15人が死亡しました。
現地当局によりますと、容疑者がすでに逮捕されていて、取り調べを受けているとしていますが、この銃撃について、過激派組織「イスラム国」系の通信社が戦闘員による攻撃だと伝えています。
イランでは、先月、「ヒジャブ」と呼ばれるスカーフの着用が不適切だとして警察に拘束された女性が死亡し、抗議デモが相次ぐ事態になっています。
イランの内相は、「こうした抗議活動がテロ攻撃の根拠を与えている」と非難しています。