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モスクワ銃乱射事件受け…露政府「喪に服す日」と宣言 各地で市民らが祈り

2024年3月25日 0:41
モスクワ銃乱射事件受け…露政府「喪に服す日」と宣言 各地で市民らが祈り

130人以上が犠牲になった銃乱射事件を受けて、ロシア政府は24日を「喪に服す日」と宣言。各地で市民らが祈りをささげました。

現場近くにできた献花台には、朝から多くの人たちが花を持って訪れています。

市民
「大きな悲しみを感じている。犠牲者に追悼の言葉を送りたい」
「襲撃犯を罰する時が来た。彼らにとって恐ろしい方法で罰してほしい」

モスクワのコンサート会場で起きた銃乱射事件では、これまでに137人の死亡が確認されています。これまでに実行犯など11人が拘束されていますが、ロシアメディアはこのうち1人が今月7日に現場を訪れていたとする写真を報じました。現場の下見を行っていた可能性があります。

今回の事件では、過激派組織「イスラム国」のグループの一つ「イスラム国ホラサン州」が犯行声明を出したとみられています。

このグループをめぐっては、ロシア当局が今月7日にもメンバーを摘発したと発表していて、ロシアで活動を活発化させていた可能性があります。

「イスラム国ホラサン州」は、近年プーチン政権がイスラム教徒を抑圧しているとして、ロシアも標的にしていたとも指摘されています。