トランプ氏の求心力低下も… 米ジョージア州の上院選挙で民主党候補が当選確実
アメリカ南部ジョージア州で6日に行われた上院議員選挙の決選投票で、NBCによりますと、与党・民主党候補の当選が確実となりました。一方、トランプ派の候補は、激戦州でまたしても敗れ、トランプ氏の求心力はいっそう低下する可能性が指摘されています。
ジョージア州の上院選は、先月8日の中間選挙に合わせた投票で、どの候補者も得票率が50%に届かず、州の規定により6日に決選投票が行われました。
与党・民主党の現職ウォーノック候補と、野党・共和党でトランプ前大統領が推薦するアメリカンフットボールの元選手・ウォーカー候補の争いとなり、NBCによりますと、民主党のウォーノック候補の当選が確実となりました。
最後の1議席を民主党の候補が獲得したことで、上院では民主党が全100議席のうち非改選も含めて51議席を獲得。より安定した議会運営が可能になります。
一方、トランプ氏が推薦した候補は激戦州でまたしても敗れ、今後、トランプ氏の求心力はいっそう低下する可能性が指摘されています。