モスクワ市、アメリカ大使館がある通りの住所を「ドネツク人民共和国」に 国営テレビ「この住所に住むのはつらいだろう」
ロシアのモスクワ市は、22日、アメリカ大使館がある通りの住所をウクライナ東部で親ロシア派が支配する「ドネツク人民共和国」に変更しました。国営テレビは、「この住所に住むのはつらいだろう」などと報じています。
モスクワ市は、22日、アメリカ大使館のある中心部の通りの名称をこれまでの「ボリショイ・デビャチンスキー通り8番地」から、「ドネツク人民共和国広場」に変更しました。
「ドネツク人民共和国」はウクライナ東部で親ロシア派が支配する地域です。
モスクワ市は、この名称変更について市民およそ30万人の投票で決めたとしています。
ロシアの国営テレビは、「アメリカ大使館の職員はこの住所を使わざるを得ない。この住所に住むのはつらいだろう」などと報じています。