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台湾東部・花蓮で倒壊ビルの解体作業開始へ 地震発生から3日目 

2024年4月5日 12:16
台湾東部・花蓮で倒壊ビルの解体作業開始へ 地震発生から3日目 

台湾東部沖を震源とする地震が発生してから5日で3日目となりました。被害の大きかった東部の花蓮で、倒壊したビルの解体作業が始まります。

ビルの解体は5日の午後から本格的に始まる予定で、ビルを支える土砂の撤去などが進められています。

現地メディアによりますと、ビルは9階建てで、70世帯以上が暮らしていましたが、地震で下層部が押しつぶされ、女性1人が亡くなりました。

そして現場では、亡くなった女性の追悼式と、解体工事を始めるための式典が行われました。

ビルの管理業者「この二日で多くの地震が発生している。建物が倒れてきているので(急いで解体が必要)」

台湾では、1999年に起きた大規模な地震以降、耐震基準が厳格化されました。ただ、このビルはそれ以前の1986年に建てられています。解体を急ぐ背景には、相次ぐ地震により安全面の確保が難しくなっているという事情があるということです。

一方、ここから40キロほどの山間部の観光地・太魯閣峡谷では、落石などで道路が寸断され、現在もホテルなどに700人近くが取り残されています。ホテルに出勤する途中で被災し、トンネルに閉じ込められていた従業員ら40人以上がようやく4日午後、ドローンを使った捜索で発見され救助されました。

こちらでは体に感じる揺れが続いていて、5日未明には地震速報が鳴るほどの強い揺れがありました。また、5日から週末にかけては雨も予想されています。山間部では地滑りなど二次被害も懸念される中、救援隊は救助を急ぐ方針です。