プーチン大統領がFSB情報員約150人を追放か 英メディア報じる
イギリスメディアは、ウクライナ侵攻前に誤った情報を報告したとしてロシアのプーチン大統領がFSB(=連邦保安局)の情報員約150人を追放したと報じました。
これはイギリスのタイムズ紙が報じたものです。
追放されたのはFSB(=連邦保安局)の情報員約150人でウクライナ侵攻前に虚偽の情報を大統領府に報告した責任を問われたということです。
また、一部は、逮捕されたとしています。
今回追放された職員は、プーチン大統領が連邦保安局の長官だった1998年に設置された「第5局」に所属し、ウクライナを含む旧ソ連諸国をロシアの勢力圏にとどめる活動を担っていたということです。
タイムズ紙は侵攻が難航していることに対するプーチン氏の怒りの表れで、旧ソ連の独裁者スターリン的な大粛清だと指摘しています。