セベロドネツク、露側が徐々に掌握か 近く露側が総攻撃の見方も
激しい戦闘が続くウクライナ東部の要衝セベロドネツクをめぐり、イギリス国防省は、ロシア側が徐々に掌握しつつあるとの分析を示しました。
一進一退の攻防が続くルハンシク州のセベロドネツクをめぐって、イギリス国防省は12日、「ロシアは戦力と大砲で圧倒し、セベロドネツクとその周辺で徐々に支配地域を拡大している」と分析しています。
また、ロシアはここ数週間でさらなる部隊をウクライナに配置する準備を始めたとの見方を示しました。
一方、ルハンシク州のハイダイ知事は、「ロシア側は街を占領するため、12日か13日に全力で攻撃をしかけるだろう」「セベロドネツクを孤立させようとしている」と述べ、近くロシア側が総攻撃をかけるとの見方を示しました。