アメリカや中国でも安倍元首相の死を悼む声が広がる
安倍元総理大臣の訃報をうけ、アメリカや中国でもその死を悼む声が広がっています。
アメリカのバイデン大統領は8日、ワシントンの日本大使公邸で記帳し、「平和と決断力の男である彼は皆に惜しまれるだろう」などとメッセージを寄せました。
バイデン大統領「安倍氏は日米関係の強化と、自由で開かれたインド太平洋の実現に尽力した」
また、トランプ前大統領は支持者集会の冒頭で次のように盟友の死を悼みました。
トランプ前大統領「 安倍氏の暗殺は、悲惨な残虐行為であるだけでなく、全世界にとってとてつもない損失だ」
一方、中国の習近平国家主席も9日、岸田総理大臣に弔電を送り、「日中関係の改善に向け尽力し実りある貢献を行った」などと、功績を高く評価したということです。
こうした中、アメリカの有力誌・タイムは安倍元総理がスーツ姿で腕を組む写真を掲載した次号の表紙をツイッターで公開しました。
「日本で最も長く首相を務めた安倍晋三の遺産」と題した特集を組むということです。
橋本雅之記者「安倍元総理は国連総会に出席するためニューヨークを訪れた際、こちらのステーキハウスで食事を楽しんでいたということです」
エンパイアステーキハウスオーナー「安倍さんが来店した時はその席に座っていた」
安倍元総理は、関係者らとこの店を訪れステーキやワインを楽しんだということです。
エンパイアステーキハウスオーナー「握手の時も親切で優しい人でした。日本だけでなく全世界の損失だと思う。彼のような善良なリーダーがもっと必要だ」