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バルセロナのテロから1年 追悼式典

2018年8月18日 1:32

スペイン・バルセロナで去年16人が死亡したテロ事件から1年となり、追悼式典が行われた。

この事件は去年8月、バルセロナの観光名所やその郊外で車が群集に突っ込むなどして16人が死亡、100人以上がケガをしたもの。

実行犯は合わせて12人で、事件発生から4日のうちに全員が射殺されるか逮捕されている。また、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。

事件から1年となる17日、現場の1つとなった市の中心部では、スペイン国王やバルセロナを州都とするカタルーニャ州の首相も出席して追悼式典が行われ、遺族や多くの市民が犠牲者に花を手向けた。

事件をめぐってはバルセロナの観光名所「サグラダファミリア」が標的にされていたとみられているが、今月、地元メディアは犯行グループが当初、サッカーのFCバルセロナのホーム開幕戦でテロを計画していた可能性があると伝えている。