ウクライナに露軍がミサイル攻撃…18人死亡 侵攻開始以降で最大規模
ロシアによる侵攻が続くウクライナで29日、首都キーウを含む広い範囲に対し、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃が行われ、これまでに18人が死亡しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、29日、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃が行われたと明らかにし、「テロリストに必ず報復する」としています。ミサイル攻撃は首都キーウのほか西部リビウなど広い範囲に対し、150発以上発射されたということです。ロイター通信などによりますと、首都キーウでは、避難所として使われていた地下鉄の建物が損壊するなどしていて、少なくとも3人が死亡、22人が負傷しました。
南部のオデーサで3人が死亡したほか、東部のドニプロでも、産院やショッピングセンターが攻撃を受け、5人が死亡したということです。
この攻撃による死者は、ウクライナ全土で18人にのぼり、今回のミサイル攻撃は、2022年の侵攻開始後、これまでで最大規模だと伝えています。