アップル減収減益 iPhone不振が影響
アメリカのIT大手「アップル」が29日に発表した決算は、主力商品の「iPhone」の販売が中国を中心に落ち込み、9四半期ぶりの減収減益となった。
アップルの去年10月から12月までの売上高は日本円で約9兆2000億円となり、前の年の同じ時期に比べ、5%減った上、純利益も0.5%減少した。
経済が減速傾向にあり、アメリカとの貿易摩擦を抱える中国を中心に主力のスマートフォン「iPhone」の販売が15%も落ち込んだことが原因としていて、減収減益は9四半期ぶりとなった。
また、今年1月から3月の業績についても減収を予想していて、販売不振が続く可能性がある。