×

上海のロックダウンが延長へ 新規感染者初めて1万人超える

2022年4月5日 16:11
上海のロックダウンが延長へ 新規感染者初めて1万人超える

ロックダウンが続く中国・上海市では新規感染者が初めて1万人を超え、封鎖期間が延長されることになりました。

当初の予定では5日の午前3時に封鎖が解除される予定でしたが、封鎖が続いています。町には人の姿はありません。

上海市では4日、全市民を対象に一斉のPCR検査を行った結果、新規感染者は1万3354人と過去最多を更新し、初めて1万人を超えました。

そのうちおよそ98パーセントは無症状です。

上海市は今回のPCR検査の結果を分析し封鎖解除の時期を判断するとしていて、それまでは市のほぼ全域で封鎖を継続すると発表しました。

封鎖解除のめどが立たない中、厳しい“ゼロコロナ政策”には市民の不満が高まっています。

中国全体の4日の感染者数は1万6412人で、その大半は上海市と吉林省が占めています。