感染状況“改善見られず”上海市の“ロックダウン”延長へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてほぼ全域を封鎖している中国・上海市では、感染状況の改善が見られず多くの地区で封鎖が延長される見込みです。
上海市は市を東西に分けて“ロックダウン”を実施していますが、3日も9000人以上の感染者が確認されています。
そのため、今月1日に封鎖が解除される予定だった東側エリアでは現在もほとんどの地域で封鎖が続いています。
また、5日に解除される予定の西側エリアでも、多くの地域で封鎖が延長されるとみられ、地元当局が住民に野菜などの食材を配布しています。
また上海市は感染した乳幼児を親と引き離して専用の隔離施設に収容していて、SNSには「1歳の娘を無理やり、連れていかれた」などの投稿が見られ、改善を求める声が上がっています。