牛丼「松屋」ロシア出店へモスクワで試食会
牛丼チェーン大手の「松屋」が、来月にもロシアで1号店をオープンするのに先駆け、モスクワで19日、試食会が行われた。ロシアでの日本食人気を受けて、5年間で30店舗の展開を目指すとしている。
「松屋」のロシア1号店は、モスクワ市内に早ければ来月にもオープンする。メニューについては、「本物の日本食を提供したい」という考えから、ロシア人に合わせるのではなく、あえて日本と同じ味つけで勝負するとしている。
試食したロシア人「とても気に入った。日本的な味だと思った」
ロシアでは近年日本食人気が高まる一方、本格的な日本食は高額の上、店もきわめて限られている。こうした状況を受け、松屋では、牛丼の価格を日本円で500円程度に抑えたほか、トンカツや焼き肉なども提供し、主に若い層の需要を取り込みたい考え。
今後5年間で、ロシアで30店舗の展開を目指しているという。