アメリカ・ロサンゼルスで１１日、世界最大規模のゲーム見本市「Ｅ３」が開幕した。

「Ｅ３」には、世界各地から２００以上の出展者が集まり、最新のゲーム関連機器を紹介する。このうち、アメリカのマイクロソフトは、ゲーム機本体がなくてもスマートフォンなどで楽しめる「クラウドゲーム」を初めて一般向けに公開した。

「クラウドゲーム」は、通常、ゲーム機本体が担っているデータ処理を企業のデータセンターが行うもので、利用者は、インターネットに接続して遊ぶ。

この分野には、今年中にマイクロソフトのほか、グーグルも参入する予定で、ゲーム機を持っていない人などの取り込みを狙って、競争が激しくなると予想されている。