香港 “逃亡犯条例”巡りきのうも抗議集会
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例の改正案を巡り、香港では23日も抗議集会が開かれた。改正の延期を表明している香港政府に対し撤回を求める市民の不満はくすぶり続けている。
香港の議会にあたる立法会の前には約1000人が集まった。香港政府は「逃亡犯条例の改正作業は完全に停止した」と表明しているが、市民はあくまで条例の撤回を求めていて、不満はくすぶり続けている。
香港市民「(条例改正は)延期されているだけで、復活する可能性もあります」「私は撤回を求めます」
民主派団体は国際社会に訴えかけようと、今週大阪で開かれるG20サミット直前の26日に再びデモを呼びかけている。