ロシアから日本への「観光ツアー」需要戻る “水際対策”緩和後、新型コロナ前のレベルに
ロシアから日本へ訪れる観光ツアーの需要が、新型コロナウイルス流行前の2019年のレベルに戻ったことがわかりました。
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これはロシア旅行業協会が5月31日に発表したもので、ロシアから日本への観光客は2019年には12万人でしたが、新型コロナの流行を受けて2022年には1万400人に減少していました。
しかし、日本政府が去年10月に水際対策を緩和して以降、需要が戻り、今年は1月から3月までの3か月間で6万4000人に達していて、すでに2019年のレベルに戻っているということです。
現在、ロシアから日本への直行便はないため、団体ツアーは中東経由などの時間のかかる設定で、高い料金設定となっていますが、旅行会社は「需要は安定している。エキゾチックな国へ関心は高い」とみています。
実施されているツアーには「東京、鎌倉、横浜、 箱根、富士山、大阪、奈良、京都、岡山などが含まれている」ということです。