中国 入国時の隔離きょうから撤廃 水際対策大幅緩和に各国警戒
中国政府は8日から、海外からの入国者に義務付けてきた隔離措置を撤廃するなど、新型コロナウイルスの水際対策を大幅に緩和しました。
中国政府はこれまで中国に入国した際のPCR検査や入国後の隔離を義務付けてきましたが、8日から撤廃しました。
中国に在留する日本人も一時帰国すると中国に戻った際に隔離が必要でしたが、その措置がなくなったため、空港には久しぶりの帰国を決めた人もいました。
日本人乗客「1年ぶりです。旧正月にあわせて帰ります」
国際線の便数の制限も撤廃しますが、海外向けの団体旅行は停止のままで日本への旅行客がすぐに大きく増える状況にはなっていません。
中国政府は今後、海外向けの旅行を回復させるとしていますが、中国での感染が急拡大する中で、各国は中国からの渡航者への水際対策を強化しています。