ロシアとベラルーシが合同軍事演習 ウクライナ側の“戦力の分散”狙いか
ロシアとベラルーシの空軍による合同軍事演習が16日、ベラルーシ国内で始まりました。ロシアは去年、ベラルーシからも侵攻していてウクライナは警戒感を強めています。
ベラルーシ国防省によりますと、空軍によるロシア軍との合同演習が16日、ベラルーシ国内の空軍基地などを拠点に始まりました。演習は2月1日までの予定です。
ベラルーシ側は「防衛的な性格のものだ」としていますが、ロシアとしては、ウクライナに北部も警戒させて、戦力を分散させる狙いがあるとみられます。
一方、14日にロシア軍のミサイル攻撃で大部分が崩壊したウクライナ東部ドニプロの集合住宅では、現場近くに献花台が設置されました。
ロイター通信は16日、地元当局者の話として、これまでに確認された死者が40人になり、いまも30人が行方不明だと報じています。