避難者支援が拡大、自宅で受け入れも ポーランド
ウクライナから国外に避難した人は250万人を超え、隣国ポーランドでは、避難者への支援が拡大しています。
記者「避難所へ向かうバスが到着しましたが乗り切れないほど避難者であふれています。定員に達した避難所も多く、周辺では個人の自宅で避難者を受け入れる動きも広がっています」
ウクライナとの国境に近いポーランドのプシェミシルに住むマーティンさん。
国外に避難したものの「行くあてがない」という2組の家族、合わせて5人を自宅で受け入れています。
避難者を受け入れるマーティンさん「彼女たちは助けを必要としています。私たちと同じこの戦争を嘆いている 一般市民です」
この家に避難しているナスタシアちゃん(6)は、ウクライナに残って戦う父親を思い、歌うことが日課です。
ナスタシアちゃん「パパのために歌います。パパに聞こえるように歌いたい。パパと一緒に遊びたい」
母・ナディアジダさん「娘の歌を聞いて、家族で一緒に過ごせていた普通の生活が素晴らしかったと気づきました」
国連によりますと、ウクライナから国外に避難した人は、11日時点で250万人以上にのぼっています。